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アヒル番外地

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2015-10-31 (Sat)  00:17

術後、2週間の受診

先週に引き続き、金曜日の今日は先週出来なかった分の抜糸に形成外科外来へ。
11時の予約だったが、4人待ちだったかな。順に診察室に入っていったのはみんな女性だったけど、その全員が乳がん患者かどうかはわからない。
先週と一緒の担当医は今日はマスクをかけていたので、前のときに見てる顔だとわかった。
失礼と言えば失礼だが、この先生も目だけ見えてる分には二重の目が大きくてはっきりしてるし、やっぱりイケメンの部類に属するだろう。形成外科医はその診療目的と重なって、他科に比べたら見た目が整っている人が多いのかもしれない。
「ああ、いいですね。大丈夫、きれいについています」
と再建した乳頭乳輪部分の抜糸。
ちなみに、自分の乳輪は鼠蹊部(足の付け根)(両足から持ってきてるのは意外)の皮膚、乳頭は健側から半分切り取ってきたのを植皮。
ガーゼをはがす前に
「この絆創膏は?」と聞かれ、なぜだか吹き出してしまった。ガーゼの上にはお湯がかかっても大丈夫なようにシートが貼られていたのだが、浮いてきてしまったのを自分でそれ以上剥がれないようにしてあっただけだから、何も可笑しいことなんてないのだけれど。
抜糸は前回同様に少々痛かったが、去年のお腹の時の比ではない。
「お風呂から出たらこんなふうにガーゼでドーナツを作って、ゲンタマイシンを塗ったところに貼っておいてください」
「次の診察は月一先生で。
はい、いいですよ」
とあっけなく終わろうとしたところで。
「先生、手術の挿管の時に固定のために貼ったテープ痕が残るのはよくあることなんでしょうか?」
と聞いてみると、へ?、という顔をされたので
「私、全麻で4回受けてるんですけど、前はなんともなかったのに今回はその痕が赤く残ってて、それがてっきりシミになるのかと思ってびっくりしちゃって」と言ったら
「それはすみませんでした」という返事が返ってきたのは意外だったが、急いで
「ちやう! そうじゃなくて、私、このことですごく怒って先生にものすごい態度とっちゃって。それで、申し訳なかったと思って」
「そこ、どうなりました?」
「それこそ、日焼けの後みたいに(お乳の植皮の部分も余分なのが日焼け後の皮膚のように落ちるという話をされた後だったので)皮が取れてきれいになりました。それも、退院してきた夜に。
だけど、私、絶対に残ると思ってたから、入院中、ずっと怒ってて。大丈夫、って言われたんですが、その言い方がまた軽くて許せなくて。それで、帰るときまでずっと怒ってて。悪かったです」
「そうですか、何も言ってなかったけどな。大丈夫ですよ、気にしてないですよ。でも、後で、悪かったって言ってたって言っときます」
手術の挿管時に口の中を傷つけたり、痕が残ったりというのはたまにあるそうで、それでもそのほとんどは自然に消えていくものということだった。
「もう、私が今先生に会うことはないんでしょうか? 本当に酷い態度をずっととってたから謝りたくて」
「いや、次回の時に月一先生と一緒にいるはずです」

そんなやりとりの後、形成外科外来で次回予約の確認をしてると、当番さん、と慌てたように看護師さんが診察室から出てきた。用件の後、
「私、入院中ずっとふさいでてたし、病棟の看護師さんたちにも嫌な患者だったと思います。すみませんでした」
「ううん、そんなことないですよ。いろいろ心配なのに、こちらこそ、大変な思いさせてしまって」なんて言われ、気を遣わせてしまって申し訳なかった。

命の現場にいる方々に自分の職場の比較もすまない話だが、世の中、確かにいろんな人がいるもので、ひと月ほど前だったか、レジ打ちが終わって商品カゴをサッカー台(袋へ移す台)へ置きに行って「お待たせして済みませんでした」と戻ってきたら、
「あんたはそれでいいことをしてるつもりかもしれないが、次の客に失礼だ!精算が遅くなるじゃないか!」と延々と怒っていた団塊世代らしき男性客がいた。その間、わずか数秒のことに。
粉洗剤ひと箱のその客は精算が遅くなると言いながら、同じことをずっと何回も何回も繰り返し、私はただ「すみません」を繰り返す。こっちは通常サービスでやっていることであるので、怒られてもなぁ、という感じなのだが、とりあえず、謝るしかない。
どのくらい怒られていたのか、終いに「あんたにこんなこと言っててもしようがない!あっちに行って言ってきてやる!」と副店長がいる方に向かって行った。
後で聞けば、この客はどうも女の人が相手だと威張りたくなるようで、以前にもいきなり怒鳴られた人がいたとのこと(副店長のところには30分以上いたようだが、普通に世間話をして帰ってったそう)。
私はこの時は内心は「ふうん、こういう人もいるんだ。いつまで続くんだろう」といった程度で、それこそなんとも思わなかったが、生身の人間を相手にしてれば、それなりいろんなことがあるし、ましてやそれが病院では患っているということは通常の状態ではないしね。
と言って、自分の態度は決して褒められたものではないが。
とにかく、そんなこんなでしばらく入院時の話題が続いてしまった。だけど、自分の中では「なに、お前!」がマイブームで笑えるったらありゃしない。

来週はパート仲間のナオちゃんとランチの約束。
仕事再開は予定通り再来週から。帰りはお店に寄って来よう。
今回の入院のことは「がん友」の誰にも話してなかったが、偶然にも前回と前々回に知り合った方がそれぞれに「久しぶりにお会いしたいです」と連絡をくれたのは嬉しかった。



先週の外来時、院内の庭園にて
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最終更新日 : 2015-11-14