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アヒル番外地

すでに人生半世紀、朝昼晩につれづれに

入院5日目、明日退院

今回の入院は本当によく眠れる。前回は特に術後もその後もほとんど眠れずにいたのが、とりあえず眠剤ももらって保険的に服用もしてはいるが、よく眠れている。

昨夜の病棟は賑やかだった。もしかして、11時ぐらいまでデイルームからの話し声が聞こえてたかも? 男声も聞こえてた気がするので、家族も混じって病棟で知り合った人達が賑やかに話してたかもしれない。

手術はもちろん、治療によっては遠方からだったり体力的にとかで通院が大変で長期入院になったりすると、じきに顔見知りになって、中には親しくなる人達もいるようだ。前に入院してた時に同室だったおばあちゃんもそうだったっけ。 

特にどこが痛むとか手術痕が化膿することもなく経過は良好、今日の回診で退院許可がでて、明日退院することになった(即刻、じゃあ、今日帰ります、と言ったら若造が「え?」。でも、注意事項等、看護師さんが午後に退院指導しますいうことだったんで、病院に向かってすでに家を出てるであろう夫に待っててもらうのは嫌だから明日に)。回診は今担当医と昨日の若造。私は頬のシミのことで相変わらずふてくされ。これまでにこんな態度でいたことってやたらなかったけど、あ、うん、大丈夫ですよ、なんて軽く言われればなおさら面白くない。

結局、形成外科医であってもそれが仕事としてでない限り他人の顔なんてさして見ちゃいないし、こっちも必死でエンビロン塗ってはマスクでガードしてるからおかげさまで赤味も少し引いてきたこともあるけれど。

だけど、なんていうかな、この間のブルドッグ写真もそうだし、首のシワとかつくづく自分はもう若くないんだと思う。

2年半前、ほっしゃんに初めて会った時、独り言みたいに「若いなぁ」と呟いてたけど、あの頃の私はもういないのか。職場ではともみちゃんが「肌のハリがすごくて、自分の友達とかわらない」なんて言ってくれたり、年齢にはとても見えない、とか言ってくれる人もいるけれど、その全てをもちろん間に受けているわけでないが、現実は現実。 

退院指導では新しく出来上がった胸と初めての対面。それに提供するために削られた健側のお乳と両足の付け根が思ってたよりほとんど痛まないのが意外だが、出来上がりはどうだろう?

そういえば、乳がん最初の手術で部分切除の時も夜になって執刀医が「どんな感じか気になりますよね、見てみましょうか」と部屋に来てくれるまでは、術後の胸がどうなっているかなんて思いもかけなかったっけ。

新しい胸を見たところで、ああ、こんな感じなんだ、程度で罰当たりだがさして感慨もないような気もする。それは自分が考えたところでそれこそどうこうできるものでなく、完全に医者の力量によるものなので仕方ないと言えば仕方ない。結局のところ、例えばまだこれから子育てを控えていたり、性生活があったりすればまだ別だけど、今の自分にとって胸という形があればいいような状況では特に言うこともない。

とはいえ、あれだけ自家再建とインプラントに散々悩んだにも関わらず、ここまでも気持ちの変化は我ながら意外でもある。あまりにも他人任せだが、大げさに言うと病とか形の見えないものと戦うということは医療従事者と患者との協力体制でけっこう変わるものかもしれない。ともかく、あーだこーだ言わずにあるがままを受け止めようと思ってる。

お昼はちらし寿司

セレクトしなければ松花堂弁当で、そっちもよかったかも
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Last Modified : 2015-11-14

* Category : 乳房再建

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