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アヒル番外地

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2016-03-19 (Sat)  02:03

最後が過去になるだなんて

 さっき、さり気に見てたパールのネックレスの通販CM。
「なんと、お値段、驚きの29,800円!」に「えーっ!」と叫びながら一瞬下を向いた女性タレントの髪の薄さにびっくり! 正面顔はふさふさなのに…、値段よりもそっちにびっくりしたわ!
実は昨日、自分もそうだったんだよね。パート先で見た鏡、変に分かれちゃってた髪が地肌が透けてるみたいに見えてドッキリ。確かに薄くなりつつあるのを感じているが、分かれた時のくせによって髪の量がすんごい貧相に見える…。
 髪の量もコシもそして、もちろん、白髪も悩みの種になってきているけれど、今日届いた白髪染トリートメントの定期お届けのお知らせ。
うまいCMと口コミ評価もわりによかったんで一昨年秋に定期購入を始めたものの、最初の1本を何回か試したところ、設定時間の倍以上おいててもなかなか染まらないわ、流しても流しても染料の色が落ちてくるのが面倒だわで人にあげてしまって、その後に届いた2本も使わないまま置きっぱなし。それから定期購入のサイクルを伸ばしに伸ばしてきたけど、どうせもう使わないから、と解約の電話を入れると(申し込みはネットで出来るのに、解約は電話でじゃないとダメなんだね)。
オペレーターのオネエサンに解約の理由を聞かれ、最初は「面倒だから」程度に答えてたのが、オネエサンの感じがよくて正直に話すと、とても親切に受け答えしてくれた。
最近は自分が客の立場であっても常に、すみません、とか、ありがとうございます、とか言うのがくせになってるから、気づいたらお互いに同じことを言っていておかしかったっけ。

 今日は先月末に突然届いた訃報、知り合いの方のお焼香に行ってきた。
その方とは特につきあいがあるでなく、年に数度会うか会わないか、個人的な話もしたこともない。ただ、一緒の勉強会に参加させていただいているというだけの間柄で、年齢も親子ほどに違う。
だけど、なんていうかな、浅はかな私の言うことを決して軽んじたりしないで、淡々とだけど丁寧に自分の意見を述べながらさり気に教えてくれる、まさに冷静な大人という感じでけっこう好きな方であり、非常に驚き、とてもショック。これからも、行けば教えてもらえると思ってたのに。
会社を経営されてた方だったので、昨日から三日間、焼香所を設けるという連絡に伺いたい気持ちは山々だけど、どうしようかと思いあぐね。
今日、やはり、その方を知ってる友達に会ったので「もし、時間があったら、一緒に行ってもらえないかしら?」と言ってみた。その友達こそ、その方に会ったのは私を介して3度くらいでそれこそ、さして話したこともなかったのが、時間があるし私も教えてもらったことがあるからいいよ、と言ってくれ、急な誘いに同行してくれたのがありがたかった。
 東名を飛ばしたら意外にも30分かそこらで着くことができ、会社の方、数名が対応してくれたものの、なにか、とても寂しい感じ。
その方が一人暮らしされていたことも知ったのは訃報と同時なほどだったから、会社経営者だということ以外は全く知らず、その雰囲気など知る由もない。

 いろんなところで、それなり、いろんな方とのおつきあいがあるけれど、その背景については知らないことがほとんど。今や、電話もケータイで完全に個人間のやりとりだから、今後もそんなふうに時間が経ってからある日突然どこからか知らされる、ということが多くなるんじゃないか。
 私はこれまでずっと、自分に何かあったところで家族以外の誰が哀しんでくれるだろう?、お葬式なんて特にあげてもらわなくてもいいや、と思ってきたけど、最近はそういうものではないらしいと思うようになった。
例えば、自分の周りのいろんな人の顔を思い浮かべ、その誰一人の存在がなくなったところで寂しいし、哀しい。もちろん、つきあいの程度はあるにせよ、その知った顔に会った最後が過去になるだなんて。そんなことは思うだけで寂しいことだ。
今日、伺った方も焼香台があったからお別れが言えたけど、故人に届こうが届くまいが、生きてる側のただの自己満足でしかなかったとしても、お別れが言えないままにそれきりつきあいが消えてしまうのは寂しすぎる。
 だけど、なんで亡くなってしまったんだろう? 私や友人が焼香してる姿を見て、あの世から「あれ?」と驚いたかもしれないが、私としてはそれ以上に、なんで死んじゃったんですか?、って言いたいくらいの気持ち。もっと教えてほしいことがあったのに。そこにいてくれるだけで安心できたのに。
それがその人の寿命であり、仕方のないことではあったとしても、なんで死んじゃったんだろう?、と思えてならない。

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最終更新日 : 2016-03-19