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アヒル番外地

すでに人生半世紀、朝昼晩につれづれに

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2016-01-07 (Thu)  01:35

犬と娘とお隣さんと

このところ、ちょい寝不足の日々が続いてる。
っても、相変わらずぐだぐだしているうちに時間が過ぎて、ってのもありますが。
暮れからリクの具合が芳しくなく、29日の夜はこのところ落ち着いていた夜鳴きと言うか遠吠えがちょっとひどく、ご近所迷惑になってもいけないので声がすると慌てて外へ出てはあやす(って言い方もなんだかだけど)みたいな感じだった。
ちょっと落ち着いたかな、と思うとしばらくしてまた鳴き声がするのに、真冬と言うのにお風呂から泡食って飛び出してバスタオル巻きつけて外へ出たり。
早寝の夫もさすがに寝てられなかったらしく、2時頃には起きてきて、交代するみたいな形で自分は寝てしまったんだけど。
5時くらいだったか、リクの声に目が覚めて行ってみると、夫が言うのに30分おきくらいに鳴いていたのが立てなくなってしまっているとのこと。
パジャマの上から防寒着を着てバスマットに座布団を置いて寝かし、毛布をかけて頭を撫でながら、思うように動けなくて鳴いてたんだね、切なかったんだね、そして、もう終わりなのかと思うと泣けて泣けて仕方なかった。
そのうち、隣のご夫婦も出てきてくれて、ぐったりとして目をつむっているのに奥さんも泣きながら声をかけてくれてて。
このご夫婦はリクが我が家にやって来た時からずっと可愛がってくれ、「リクちゃん、連れてってもいい?」と散歩はもちろん、車でもいろんなところに連れ出してくれた。私が入院してるときは「リクちゃんの面倒は家で見るからいいよ」と餌まで持ってって与えててくれたり。同じ勤め先にいる知人が「リクちゃんが可愛くて、いつも、リクちゃんリクちゃん、て話してるよ」なんて言ってたっけ。
マラソン好きなご主人はリクを連れて遠くまで走ったりしてたことも多く、近所の奥さんに「あんたんとこの犬は絶対に運動不足にならないよ。この間もオトナリさんがドコソコを連れて歩いてるのを見たよ」なんて言われたこともある。
リードなしで私と一緒に歩き、よその犬に吠え掛かることもしないので、近所の人たちに「そうやって離れないでついて歩くもの。利口だね」なんてよく言われるのをいつも得意に思ってた。
そのリクが私が乳がん手術や胸の再建で入退院を繰り返している度に歳をとっていくようで、もちろん、老齢化もあるけれど、もしかしたら自分の知らないところでストレスを抱えていたのかもしれない。
30日の朝、隣のご主人が「これが好きだったから」とくれてくれたおやつを最後にリクはなにも摂ろうとしなくなった。
口へ何を持って行っても開けようとしない、水しか飲まない。食後に喜んで飲んでたミルクも飲まない。
横たわってじっとただ寝てるだけ。それでも、たまにふらふら起き出して、おしっこしてはよろよろした後、またぐったり寝てるという繰り返し。
日に何度も外へ出ては頭や首を撫でてやるのだけど、その度に冷たくなってるんじゃないか、水だけでどのくらい生きられるんだろう?、と怖くて仕方がなかった。
それが、このところの暖かさで少し元気を取り戻し。と言っても、相変わらず何も食べないから、本当にやっとそこらを動いては崩れるように倒れ込む、みたいな感じだったんだけど。
今日、夕方、外でがさがさ音がして声がするのに、出てみたらなんと娘がそこにいて。
「お腹が空いて死ぬのは嫌でしょ! なんか、食べなよ!」
とかなんとか言いながら、買ってきたおやつを口に持ってやったら、驚くべきことに口を開け、やっとこさっとこ動かしてるうちに小分けしてあった一袋を食べてしまってびっくり!!
「食べない食べないって言うけど、ちゃんと食べてるじゃん! 大きいお店へ行っていろいろ見て買ってやんなきゃダメだよ!」
「ちゃんと食べないと私が毎日来なきゃならなくなるじゃん! ちゃんと食べなよ!」
「あと2年は生きなきゃならないよ。来年は酉年で再来年が戌年だからね」
そんな声がリクにわかるのか、娘に応えようとしてるのか、本能なのか、もう一週間も何も食べようとしなかったのに本当にびっくり。
買ってきたペット用の新しい毛布をかけてやりながら、もっとこうしてやりなよ、ああしなよ、と私にいろいろ指示して帰って行った娘。
態度は素っ気ないけど、こんなふうにふいに優しさと思いやりを見せてくれる娘。
おかげでリクの命ももう少し長らえそうで、今夜はゆっくり寝れそうです。
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5か月前のリク
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最終更新日 : 2016-01-16