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アヒル番外地

すでに人生半世紀、朝昼晩につれづれに

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2015-12-15 (Tue)  01:50

なんか、枯れてく一方で

 いつからか手帳は毎年、娘が用意してくれてたんだけど。師走も半ば、未だに届かないところをみると、どうも来年の分はないらしい。
仕方なしにオークション物色、落札したのはムーミンの手帳。スナフキンとミーの表紙が気に入ったんで。
届いたのは今使ってるのよりもちょっと小ぶりでマス目も小さく、9月始まりで翌年の1月分がなかったのはアレだったけど、でも、とっても可愛く、意外にも六曜掲載なのが嬉しかった。これで年号が平成だったら、言うことないのになぁ。

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 今日は仕事帰りにタスオミンをもらいにクリニックへ。いつも通り予約して向かったら、薬をとりに来る分には予約は必要ないけど検診ですか?、と受付で。
地域連携診療のそのクリニックに通うようになってから2年半くらいになるか。これまで毎回先生と話してから薬をもらってるから返答にちょっと迷ったものの、診察をお願いした。
そしたら、先生にも「今日はどうしましょう、いつもと一緒で薬を出せばいいですか?」なんて言われて、はぁ、という感じ。
2月に乳腺外科の受診予定があって、生理がずっと来てないので検査して薬をかえるかもしれない、と言われてる旨を話すと。
そうした内容は乳腺外科の主治医からすでにクリニックに書面で送られているようで、先生が見ているPCの画面には次回の受診内容がのっていた。
「1年半も生理がないのではすでに閉経と言っていいと思いますが、でも、人によって違うんですよ。子宮に血の塊が残ってないか、超音波で診てみましょうか。閉経に見えててもそうでないこともあるんです」
ということで、内診することになってちょっと慌てた。
だって、足の付け根には再建胸の乳輪を作るのに皮膚を採ったところが未だ痛むから、テープを貼ってあるのだ、それも両足から採ってるから左右とも。
おそらく、なんでテープなんか貼ってあるんだろう?、と思ったかもしれないが、説明するのもなんだか、という感じで自分からもふれずじまい。
 結果的にはおそらくは閉経はしてるのだろうが、個人差があって薬をかえたことでまたホルモン生成が大きくかわることがあるので非常に判断が難しいが、アリミデックスにかえた場合、女性ホルモンを根絶やしにしてしまう薬なので、更年期症状が強く出るような副作用はかなりにきびしいことと思う、と言われて絶句。
そうした話はこれまでに聞いてはいたものの、実際にそれを服用している相手が
「私、女性ホルモンが全くないの、男の人よりもないの」
と言ってはいても、目の前にいるのは普通に女性で少なくとも見たところは当たり前に女の人なのに特に何かを思うこともなく、自分に置き換えて考えてみたこともなかったけど。
そうだったんだ、私もタスオミンからアリミデックスに変更してしまったら、女性ホルモンが枯渇するのか…。
 なんていうか、乳がんになるということは自分が思ってる以上に大変なことだったのを改めて思う。
自分にとっては忘れてた方がいいから、とこれまでに深く考えたこともなかったけど。
だけど、実際に胸を失くし、再建したところで、少なくとも性生活を考えられなくなった自分がいる。夫とのそうした関係はもう10年以上もないから、今更どうということもないが。
それをしたいとかとどうとかいうことでなく、だけど、もう自分にはそうしたこともないのかと思うと、それを女として寂しくないと言ったら嘘になる。
女性ホルモンが無くなってしまったらどうなるんだろう? 男性化するわけもないだろうが、女として持っていて当たり前のものを胸以外にも失くすなんて、思っただけでも言葉がない。
ため息しか出てこない。
しかし、50も過ぎて子供も産むことのない自分ですら言いようのないショックなこと、若くして乳がんになる人、グレードの高い人、再発や転移に悩む人はどれだけの思いを抱いているのか。
今、目の前にある現実からさえ逃げたい自分にはとても想像出来ないし、考えてみることも出来ない。
枯れていくということに歳をとるだけでない要素が加わることになるとは。
今の気持ち、なんて言ったらいいんだろ。

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最終更新日 : 2015-12-15