80代の母と叔母連れキメツの映画へ
年が明けて25日も明けてしまいました。早いよぅ!早過ぎる!
なんにもしてないってのに、ねぇ…。
相変わらず、娯楽に溺れ、浮上できない日々。
ジョジョにキメツはすでに書いた通りですが、最近はジャンプチなるゲームにはまり(これもすでに書いてたましたか?)、加えて「24」(アメリカ版ね)も最初から観てるもんだから時間の流れが早過ぎる以前に足りてない。
わたくしのバヤイ、おこもりで時間を持て余すなんちゅうことはまずないす。
って、ああっ、この調子で還暦を迎えるのではあまりにあまりに…、
続ける言葉が見つかりません。。
で、その鬼滅の刃なんですが、暮れにテレビで
「千と千尋の神隠しを抜いて映画の歴代興行収入1位」
てなニュースが流れておりました際に
「私ももう3回観ましたからね。
年が明けたら浜松のイベントに行くし(全集中展、てのをやってたの。パネル展とちょっとした体験イベントみたいなの。全国各地を順番に開催してたイベントですが、この状況下ですので中止?延期?になったところもけっこうあるようです。ちなみに入場券の入手は抽選で20倍という話。当たってほんとよかったす!)。
それ行ったらまた観に行ってくるかんね」
なんて話したら、
「そうかね、私も行きたいんだよね」
と言うのです、80半ばの母が。
そんなおばあさんにわかるのかなぁ、と思いつつ、これも親孝行と連れていくことにしましたら、去年80になった叔母も行きたいというわけで先週、二人を連れて行ってまいりました。
だけど、キメツの映画は母の好きな「千と千尋」と違って連載漫画の途中が描かれているものですので。
もちろん映画もそれなりには楽しめるとは思うものの、なんで主人公は妹を木箱に入れて背負ってるのか、その妹はなぜ竹を咥えているのか、そもそも鬼殺隊とはなんぞや、とか話の本筋に直接かかわらなくともその場でわいた疑問で楽しめなかったらつまらないし、せっかく行くのだから理解してほしいし、と冊子に載ってたキメツについてのエッセイを二本(ひとつは私と一緒に全集中展に行った友人が書いたもの)母と叔母の分をコピーして漫画と一緒に
「これで予習しておいて」
と渡しておきました。
そうして80過ぎのおばあさん二人を引率(!)して(ちなみにこの3人の平均年齢も74歳)(うわぁ!)の3人で連れ立って行ってきたわけですが、彼女らの感想は話の内容云々より、その大音量と展開の早さ(私らには普通だけどね)に圧倒されて終わったらしい。
面白かったよ、と付け足しみたいに言ってはおりましたが、やはり主な動機は世の中の流行の話題を覗いてみたかったというわけで、その欲求が満たされればそれでいいらしい。
まぁ、そんなもんですね。
ただ、お墓参り(それもものすごい数の石塔)のシーンから始まるキメツの話は大正時代を描いてるだけに汽車の中や自然の風景、家屋や街並みに昭和生まれの自分ですら懐かしさをおぼえるのです。
主人公の炭治郎の実家の辺りのシーンには私には必ず母の実家の周囲が浮かんでくるし。
墓じまいのなんの言われる昨今ではあるではありますが、事情はあるにせよ、仕方ないの一言で終えてしまうのは哀しすぎるよなぁ、とこれも私が必ず思うこと。
『劇場版「 #鬼滅の刃 」無限列車編』公開中PV第2弾
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皇紀2681年 令和三年1月25日 晴れ 雨の後なので温かかったです