お茶会に行ってきた その2
先週は金曜日、一日雨が降ったりやんだりでそれを境にようやく風がかわった感じ?
今朝は起きたら布団をかけてたのにびっくりした!
昨夜もいつも通り保冷枕して寝たんだけど、明け方けっこう涼しかったらしい。
昨日も今日もエアコンなしでいられてるなんて、さすがに処暑。
これからどんどん日が短くなるし、日中の暑さはまだまだだとしても、もうちょいの辛抱でお疲れサマーとのお別れ感。はぁ~、やっとだぁ! 嬉しいよぅ。
で、あれから一週間だけど、お茶会のお話の続き。
お茶会っても生徒さんでないお手伝いさんの自分は前に書いた通り、スカートにエプロン着用なものの、社中の皆様、そして、お客様方の着物姿を見るのはやっぱりいつも楽しみで。
それも、どっちかっていうと着付けの方ね。
自分が着物を着た時はいつも、これでいいかな、大丈夫かな、なんてことばっかり思って不安でしようがないから、いろんな方がいるのにほっとできるのが嬉しい。って、変な言い方かなぁ。
要はお茶会だからってピシピシカッチリの方ばかりとは限らなくて。
衣紋がつまってたり、半襟がもぐってしまってたり、袖の振りのところから襦袢のが顔を出してりだとか。
でも、誰もそんなのいちいち気にしてる様子もなく、誰かがどう口をはさむでもない。
動いてる人間が着てるものだもの、着物雑誌のモデルさんじゃないし、ってことを実感できて安心する、というか。
そういえばちょっと話違うけど、そろそろ時間も終わりに近づいてお客さんが少なかった時に
「今回は何人だから、あなたも一緒に入ってお勉強しなさい。私もついてるから」
と先生に言われて一緒に並ばせてもらった時のこと。
子供らしくちょっと落ち着かない着物姿の三人の女の子達。
後で聞いたら中学生なんだそうで、着物も浴衣を着物風に着てるのだとばかり思ってたらそうでなくて、ちゃんと着て来てたのだそう。
「そうなの?、暑いのにえらいねー!」
本人たちは着物を着てその場にいるのがとても嬉しくてしようがないみたいに楽しそうで、それを着けてくれた親御さん達もえらいよなぁ、となんだか自分まで嬉しい気分。
いつも、どうやって着物を着たのか、つい社中の方に聞いちゃうんだけど、自分で着てきたとか、お母さんに着せてもらったとかそれぞれ。
だけど、去年は、おばさんに着せてもらった、と言ってたルミコちゃんが
「自分で」
って言うのに、着付け教室で習ったの?、って聞いたら、動画で覚えたのだそうで。
「ひらがなで、きものん、てところの」
「ああ、京弁で教えてくれる人の。テンポがよくて聞きやすいよね!」
「そうなんですよね。そこが一番わかりやすいと思ったんで、そこで覚えたんです。仕事で忙しいから、教室に通ってる間もないし」
そうだったんだね、ってまた嬉しくなりながら、教室に通ったり、町の講座に出たり、本で見たり、動画を見てもまだおたおたしてる自分…。
個人差あるからなぁ、って思いつつ、やっぱ、習うより慣れろ、だよね。
と、あー、今回もまた衣装編になってしまいますたわ。
きものの着方編
名古屋帯の結び方編