術後4年半検診と5年目への期待
この夏はその暑さを前半に凝縮して届けられてたのか、今月に入ってから涼しいような、梅雨が戻ってきたような。
今日は昼過ぎ、雷ごろごろ、夕立みたいな強い雨の後はすっきり涼しくなるのかと思ったら湿気がひどくてべたべたの蒸し暑さ。
お盆も過ぎて8月もあと10日ほど、秋風が待ち遠しい。
今週初め、乳腺外科の受診に行ってきた。
今回もいつもどおり、わいわいがやがや(決して和みモードではない)怒涛のような診察。
主治医を前に掛けた椅子。
触診異常なし、超音波検査も特に言うことはなかったようで、黙って置かれた血液検査の結果表も印めいたものがないのを横目で確認。
「甲状腺の検査には行ってないんですか?!」
「はい…」
「こっちではそこまで見てないからちゃんと診察してもらわないと!」
「はぁ…」
「これまでお薬飲んでたんですよね?」
「はい」
「それは甲状腺機能が低下してたからなんですよね?」
「はい、そうだと思います」
「自己判断でお薬辞めてるんですよね?!」
「はい…」
15年くらい前になるか、親戚のお葬式の時に看護師をしていた叔母に
「首のところ、少し腫れてるんじゃない? 診てもらった方がいいよ」
なんてなことを言われ、母が通う甲状腺科を受診して。
自分では全く自覚がないのでよくわからないものの、言われるままにチラーチンなる薬を飲み始めた。
甲状腺で非常に有名らしきその先生は、優しいおじいちゃん、と言った印象で、その時におそらく何かしらの説明を受けたのだろうけど、内容については全く覚えておらなくて。
乳がんの診断を受けたときも手術で失くした胸の再建手術を受ける時も話を聞いてもらったりしたというのに、いろんな薬を飲むのはイヤだったことや(肝斑治療の薬は喜んで飲んでるくせに)、遠方にあるクリニックに通うのも面倒くさくなってしまって3年ほど前、受診するのを勝手にやめてしまった。
乳がん治療薬としてしばらく服用してたタスオミンが閉経でアリミデックスにかわったのはいいとして。
薬を出してもらってる地域連携診療の婦人科の先生は
「アリミデックスは女性ホルモンを根絶やしにしてしまうから、更年期障害みたいな副作用も強く出るんですよね」
と言われるのですが、乳腺外科の主治医は甲状腺治療のチラーチンを飲んでないからホットフラッシュみたいなのがあるのでないか?!、とおっしゃるわけ。
で、前回の受診の時にも今回みたいなやりとりで私が
「甲状腺科に行ってきます」
って言ったのにも関わらず行ってないのだから、乳腺外科の主治医に迫られるのは仕方ない。
だけど、地域連携診療の先生からの経過報告の書面を見て
「生理がきたって書いてあるけど、本当に生理だったの?!」
なんて追及されてもそれは婦人科の先生にちゃんと話してあって、先生も
「そういうことはよくあるんですよ」
「ホルモン検査では閉経になってるし子宮の状態からしても一時的なものでしょうけれど、それも含めて報告のお手紙には一応書いとくね」
って言われてたからそうあるのでしょうに、そんなん言われても生理となんらかわらないものが一週間続いてたのは事実で、実際のところ、それが生理だったのか不正出血とか自分にもよくわからないもの、
「はい」
としか答えようがない。
「次は血液とマンモグラフィーの検査ですが、5年目なのでエコーと骨密度も診ます。
これで異常がなければ、薬を飲み始めたのが3月だからそこまで続けてもらって服用はおしまい。
あとは一年に一度検査していきます」
やったね!!
「甲状腺科の受診はしてくださいね!ここではわかりせんから!」
とまた強く念を押されて、術後4年半の今回の受診も無事終了。
なんかなんかなんか、すごくすごくすごくほっとした。
そうか、5年。あと半年で5年になるんだ。
形成外科の先生にはこの前の時、再建胸がやたら大きくなってることに脂肪吸引をほのめかされたし、11月の受診の時はおそらくその話になるだろう。
だけど、脂肪吸引するには入院が必要になるということで、今の自分は正直、そこまでして、という気持ちもある。
入院するのはもういやだ。身体をつつかれるのももういやだ。
それに、おとーさんの定年退職で健康保険でなくなった今は以前より金銭的負担が大きく、私の入ってる生命保険ではさして給付金も出ないし。
ただ、お腹の脂肪で作った胸は痩せればそれなり小さくなるものの、タスオミンやアリミデックスのようなホルモン剤を服用してる間はそれが難しいという話だったから、それらの薬を飲まなくてもよくなったら、多少は痩せられるんじゃないかという期待がある。
ちょうどそのころには娘の育休も終わって孫の面倒を見る約束にもなってるから、どうしたって今みたいな不規則な生活は改めなきゃならなくなるし、オチビさんの追っかけで運動量も増えておのずと環境が整うのでは、なんて、ね。
そううまくいくものではないかもしれないけれど、自分のことだし、期待して損はない。
とにかくとにかく、あと半年。
乳腺外科の主治医には明るく
「お世話になりました~!」
と満面の笑顔で言えますように!
もちろん、その前に今度こそ甲状腺科の受診も済ませておかねば。

ずっと楽しみにしていたあきない世傳 金と銀(四)
私が着物を着たいって思うきっかけになった「みをつくし料理帖」を書かれた高田郁さんの時代小説
こちらも次回作が半年後ってことで、来年の2月がほんと、待ち遠しい~!!

にほんブログ村

お気楽日記 ブログランキングへ
御来訪ありがとうございます。
よろしければどちらか、応援のクリックいただけると嬉しいです。('-'*)アリガトsan♪