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本日、着物はじめ 2


 今日は一日冷たい雨。っても、駐車時の車外温度は9℃、そんなに冷たい感じでもございませんでしたが。
 話題?の『呪術開戦』の映画を観に行ってきたのですが、着物で行きたいな、と当初は思っておったのです。
でも、雨の予報だったし、映画の後は実家に寄る予定もあったんで却下。
うちの母は私が着物を着るのにあまりいい顔をしないのであります。なんで? わからんけど。

 母に限らず本人の意向をよそに着物を着るのを感心しないご家族って意外にけっこうおられるみたいですね。
目立つのはやめてくれ、ってことかな。
着物は高い、というイメージもあるのかも。
実際はリサイクルとか化繊の着物とか洋服よりずっと安いのもいーっぱいありますのにね。
 だけど、前に、喪服の着物にさえやめてくれって言われた、って人の記事を見たことがあって、さすがにそれは違うんじゃないの?、と思いましたよ。だって、着物の喪服って完全な正装なのに。
家族のお葬式でそれにまでケチをつける人ってそっちの方がよっぽど常識を知らないんじゃの?、としか思えないし。

 肝心の映画はやっぱり面白かったので、また行ってみようかと思っています。ブチャラティの声をやってた中村悠一さんが五条悟氏担当なのもまたよくて。へへ

IMG_4292.jpg
映画の後にフードコートで食べた長崎ちゃんぽーん (麺 1.5倍)


 で、そうそう。新年会に着物を着ていった件。
これはもう、新年会の話があったときに、それじゃ着物で、と思ったのです。
新年会だから、ってのもありますが、実際に外出用に着れる手持ちの服がもうなくなってきた。太っちゃって。
靴も困るのです。いや、靴が一番困るかも。最近の靴はしばらく履かないと糊が剥げてくる?、知らない間に靴の中敷きがべらべら浮き上がってたりしてね。それに保管が悪いのかもだけどカビが出てたりして人知れず下駄箱の中ですでにとっくに再起不能みたいな。
それに比べたら草履のなんとタフなことか。
放っておいても全然きれいで、いつでもスタンバイオッケー的な草履の皆さんは(皆さん、て言うほどないけど)本当にありがたい存在です。

 と、また前書きが長くなった。
 着付け教室の先生に秋にいただいた着物がけっこう気に入ってて新年会にはそれを着ていくことにして。
長じゅばんは正絹、帯は名古屋帯は結ぶのに悪戦苦闘するのが目に見えてるし、着た後も曲がってないか気になってしようがないから半幅帯は決定事項。

 新年会は午後でしたので、たっぷり時間をかけて準備ができたのはよかったのですが。
 着始めるといつもの通り、やっぱりうまくいかない。。
補正具つけて長じゅばんを着たはいいものの、衣文抜きに紐を通すのに時間のかかることかかること…。ちゃんと通してるつもりなのに、あれ、どこいっちゃったの?、みたいな感じの繰り返し、なんかすっごいバカっぽい。
やっと通して結べたと思ったら、どうも襟が浮いてるみたいであっちを押さえこっちを引っ張り。
こんなところでもたもたしてたら時間がいくらあっても足りない、とようやく着物を羽織り、腰ひも代わりのウエストベルトの段階で今度はそれが飛んじゃうというか、うまくはめられない。
なんで?、長さが合わないのか。いや、中心が違ってる? ベルトはよしとく?、でも、紐で結びたくない、ベルトの方が安心してられる、とこれも数回はやり直し。。
そんなこんなしてればせっかく着た長じゅばんの合わせがおかしくなってくるわけで。
またまた引っ張ったり押さえたりしてふんだらかんだらしてるうちに、なんかすごく腹が立ってきた。
着物を着ながら腹を立てる、って何故?、なんだけど、あれやこれや思って必死でつくろううちに
「私は美しいキモノ(雑誌)じゃない! 着れない人間が(私)、着ない人間が(私)、ガタガタ言うな!」(笑)。

 そんなこんな自分で自分を叱咤激励?、鼓舞?、ゲキを飛ばす?、発破をかける?、開き直り?
まぁ、そのー、いやー、なんとかー。どーにかー半幅帯も結び終わり。
ちなみに半幅帯は午前中に練習した時はお花みたいに結べたのです。素敵!わぉ!
だけど、どうやって結んだか覚えておらないもんだから、やっぱりいつものリボン結びみたいな。

 そうやって四苦八苦しながもなんとか無事行って帰ってこれました。へへ。よかった。あざーっす!

 しかし、着ながらいろいろ思ったのです。
着付の先生にいろいろ教わり、美容院の先生にもあれこれ聞いて、ネットでなんやかんや情報収集するも、なにが正しいってのはなくて、そこから自分にとって一番いいやり方を見つけて選んでくしかない。
衣文抜きに紐を通すのも、先に通してから着る方が自分にはあってるし、長じゅばんと着物の背中心を合わせたらピンで止めとくのも逆にそれが気になってしようがないし。
自分が一番やりよいやり方でやっていくのが一番。それしかない。

 はぁー、長くなりました。
着姿ではないですが、こんな感じでございました。

IMG_4291.jpg
(下のド派手なのは長羽織、還暦前でも図々しくコレを着る)( *´艸`)


皇紀2682年 令和4年1月10日 雨 けっこう降った

探しても意外と見つからない


 冷たく寒い一日だった今日。
相変わらず昼過ぎあたりまでだらだらしておりましたが、その後、作り帯に精を出し。なんていうほどのことでもないですが。(;^_^A

 なんと言いましょうか、自分は創作ものっててんでダメで、極端な話、長じゅばんに半襟をつけることすら当初、まともにできませんで、ネットや本を見ながら縫いつけたのをまたをほのいたりして、3,4回目くらい?でやっとなんとかなったような気がします。
「簡単な半襟付け」
って書いてあっても、全然簡単でない。
本やネット、動画とかも見たりしてたんですが、皆さん、そのまま普通につけておられる。
で、自分もそんなふうにやってみるんだけど、まったくうまくいかなくて。なんか、布が曲がったり、なんか、変。
ちっともうまくいかないのに、半襟ってその形にアイロンかけて線付けたりしたらダメなのかなぁ?、みたいな感じにずっと思ってて、でも、べつに自分がすることなのだから誰かに怒られるわけでもないし、思ったようにやったらいいのにね、なんか、それができなくて。

 初めてのことで、どうしても何かに頼ってそうしなければならないような気になってしようがないのです。。
でも、作り帯の作り方も人によっていろいろだし、算数と違って必ずこうしなければならない、というのがあるでもないのに。

 ともかく、今日もやたら時間をかけてそのうち飽きて、なんて繰り返しでしたが、それでもどうにか形になり、あとは帯をひっかける「計装帯用プラパーツ」というのが届くのを待ってくっつけるだけ。
 それも最初はどこかで針金ハンガーをまげて作るやり方を紹介してたのでそれをマネするつもりだったのですが、いろいろ思うと頭がいたくなってくる(苦笑)。
帯は傷まない?のだとか、ハンガーはどれをつぶそうか、縫い付けてるときに手が痛くなりそう、だとか。
どうしたもんやら、とあれこれ思ってたところで、そうだ、とブロ友のみるくさんのブロ友(笑)の桃ママさんが浮かんで、さっそくおじゃましてみましたら、ちゃんと紹介してくださってました!


↑ こういうの
探しても意外と見つからない、ってお店でもちゃんと書いてある(#^.^#)


 着付け教室の知り合いの方とも前にそんな話をしてたので、
「帯にくっつけるの、わかりましたー! 『計装帯プラパーツ』というのだそうで、これを注文してみてその感想をまたお伝えしますね」
てなメッセージを送りましたらすぐに
「私の分も買っといてー」
なんてな電話。
これでうまくいったらもっと作れますね、と二人で6つも買ってしまった。

 来週土曜日は能を見に行く予定で、その翌週は着付け教室の先生が参加される催し物のお手伝いがあったり、その後も着物を着る機会が続くのがうれしいです。
そうそう、今朝の新聞にはもう再来年の振袖の予約チラシが入っててびっくりしましたわ!!

  

だから、着物の展示会から足が遠くなる


 前回の続きです。
10月の終わりに新聞広告に入ってた「マルと着物市場」の展示会。
私はそれまで、その展示会には2回ほど行ったことがあって、どっちも広告に出てた小物と半幅帯とか買ってすぐに帰ってこれたから、悪い印象はなかったんだけど。
その時は会場の入り口に以前はあった「声掛けパスリボン」(声を掛けられたくない人はそのリボンをつけておくと商品を勧められることがない)がなくて、あれ?。
でも、ここで嫌な思いをしたことはないし、ネットでも悪い評判は見ないし、と欲しかった着物ハンガーを買って帰ろうとしたら、
「せっかくだからご覧になってってください」
って若いおにいちゃんに声を掛けられた。
人のよさそうなそのおにいちゃんに
「着物屋さんてちょっと怖いイメージがあるけどここでは嫌な思いをしたことがないから、大丈夫ですよね」
なんて笑って軽く念押ししてからちらっと見てすぐ帰るつもりが、
「どういうのがお好みですか?」
「ここにあるのから一つ選んでって言われたらどれにします?」
「何か一つ差し上げます、って言われたらどれを選びますか?」
てな展開。
「そうですねー、これかな」
「これはこんなふうに織ってあるからこっちから見ると全然違うんですよ~」
「こっちはこんな柄なんです、面白いでしょう」
なんてな説明を聞くのも興味深いけれど、だから欲しいと言う気持ちがわくでもなく、軽くいなして帰ろうとしたら、別のおにいさんも出て来て電卓叩いては、
「これだったら、うーん、このぐらいはどうにかかな」
「こっちだったら、そうですね、このくらいは」
とかなんとか言い出され。いやいや、私は買うつもりさらさらないんで。
その時はちょうど、ネットで初めて見たときからずっと欲しいと思ってた訪問着(化繊でそんなに高くはなかったけど)を思い切って買ったばかりだったから
「つい先週、訪問着買ったばかりで無理なんで」(化繊だとか値段はもちろん言いませんよ!)
って言ってるのに、あーだとかこーだとか。
「ローンの回数によってはそんなに負担にならないし」とか言われ、
「いや、私は以前に着物のローンで大変な思いをして、あんなのは二度とイヤなんで」
とバッグを引き寄せて
「じゃあ、これで」
って腰を浮かす度に
「まぁまぁ、もうちょっと彼の話を聞いてあげてください」
「この会場は今日は二日目なんですが、雨であんまりお客さんも来ないんで」
「月末で僕らも数字があるんで、いつも以上に頑張れますから」
って客の態度を見れば、そこに並んでる商品に関心があるかないかわかるでしょうに終いに
「これとこれなんか、合わせたら百万ですよ、でも、それが今日は」
とまで言われ、時計を見ればもうとっくに2時間が経過。
1時間かそこらで帰ってくるつもりで家を出て来たってのに!
「もう、本当にいいですから! 私はそれが二百万だろうが三百万だろうが買うつもりはないんで!」
と荷物を抱え、逃げるようにして帰ってきた。

 言葉のやりとりだけで50%引きだとか、そんなに引けるなんて、本当の値段はどれだけやら。
私は欲しいものを買いに行っただけなのに、店の都合で商品を押し付けられて何十万のローンを組まされる?
そういう商法だから、みんな怖がって近寄らなくなってどんどん呉服業界がすたれてくのに、なんで気づけないの?
逆の立場だったら、その場でいきなり、それまで欲しいとか買いたいとか思ってなかった高額なものをいきなりそんな短時間で選んで買うことできるの?
目前の客がどれだけのローンを抱えてるかもわからないのにしつこく押し売りしようとして、顧客満足などどこへやら、その人の生活がどうなろうと知ったこっちゃないような商法の企業から商品なんて買えませんよ!
と今思い出してもうんざりしてくるような出来事。

 着物業界って自分で自分の首絞めてることに気づけない企業が多すぎるよ、ほんと。
相手の都合も考えないで、囲い込み商法に押しつけ商法。
もう、ほんと、いい加減にしてほしい。
どんな広告入ってたってそこの展示会に行くのはもう二度となし。
なんて言いながら、その後にあった着付け教室の展示会ではそこで積み立ててあったお金にいくらか足してまた買ってしまいましたが(それもまたなんと、5分の一の値段になったのです… 話の内容からおそらくその商品はデッドストック?だったのかも?、という感じではありますが… でも、そんなして売れないで残ってしまうのもやたらの値段をつけるからでないですかね、作り手は自分の作品にどれだけの値段がついてるかを知らない方も多いと言うし)。

 ネットで買った化繊の着物はとても気に入っていて、買ってからすでに数回は着ています。
押し付けられるようにして買ったものでも後から、やっぱり買ってよかった、と思えることもなきにしもあらずだけど、でも、どんなものにしてもせっかくのお買い物、やっぱりいやな思い出は残したくないものです。
それが高額だったらなおさらだよ。


「長浜きものの集い」 その4

 ささ、そして、「長浜きものの集い」のことを書かねば。

 美味なる焼肉定食をいただいた後、おしゃれな店内で少々のんびり。
店内はその参加者だけで貸切というわけでなかったとは思うものの、そのほとんどが着物姿の女性客。
講座の作品を見せ合っているグループや、中にはお土産でいただいた物を広げてる方達もいてこっちの視線もついチラホラ動く。
私も凛ちゃんに帯飾りを見せながら、菩提樹のストラップは2個もらえたんでそのひとつをあげたり。
講座の進め方も先生によって違うようで、彼女のところは先生がほとんど準備してくだあったそうで、お茶をいただいた後はすでに仕上げ作業ですぐに終わっちゃった、ということだった。

 昼食後はその周辺を少し散策。
長浜はけっこうに古い町並みで、お店の一軒一軒を見て歩くだけでも楽しいし風情がある。
着物姿だけでない観光客らしい若者も多かったのが意外といえば意外だったけど、外国人はそんなにいない感じだったのは正直、ほっとしたな~。

 話がちょっとずれるけど、政府は日本を観光立国にしたいようですが、私はそれには大反対。
はっきり言って常識が違う国の人達が入り乱れるのは、申し訳ないが、うるささしか感じない。
多言語の看板もどうかと思うし(あまりにごちゃごちゃし過ぎてどこの国の看板やらわからないくらいにひどい所もあったりで、見づらいったらありゃしない。そもそも、外国人にそこまでしてる国があるのか?)。
本来、観光ってその土地の持つ良さを味わうものでしょうに、スマホでちょっと見れば情報伝達が可能な時代に過度な親切で外国人をもてはやし、日本の伝統文化を壊すような観光客の呼び込みは本当にやめてほしいと心底思うよ。
数年前、箱根や上野公園に行った時、日本語がほとんど聞こえてこなくて自分はどこぞにいるやら、すら恐ろしささえ感じましたわ。
第一、観光を主産業にしてる先進国なんてあるのかね?

 と、毒を吐いたところで話を元に戻して。
 午後は「着物に似合うメイク講座」で、こちらは地元のアルビオンのお店が主体になって開いてくれたよう。
アルビオンから派遣?のメイクの先生は男性で、唇は明るいはっきりした色味を使うこと、ということを強調されてたかな?
頬紅は仕上げの段階になるので最後の方に、と言われてたのがちょっと意外。
「アイシャドーは瞼の上で筆を細かくワイパーのように動かして磨きをかけるのがコツ」
なんだそうで、これは以前にお化粧品店でメイクしてもらった時に
「皮膚はうろこではないけど真っ平らではないから丁寧に丁寧い何度も塗り重ねていくことできれいに色づく」と聞いたことがあったんでそういうことなんだと思う。

 ちなみに講座の参加者は年配者も多かったです。
メイクの先生やグループについてた先生(4人で一テーブルが4つ?くらいだったか)に「肌が白くてきれいですが、夏はきちんと日焼け止めをされてました?」なんて言われたのが嬉しかったな~。


メイク講座でいただいたお土産
中央にあるのが現在、行方不明になってしまったリップブラシ
どこ行っちゃったやら…、とっても使いやすくて重宝してたのに…!

 写真にあるのはごく一部で、スキンケアやらファンデーションやら、盛りだくさんのサンプルを可愛い布袋に入れて下さってました♡
シフォンファンデーションの試供品をさっそく翌日試してみましたが、ツヤがあって非常になめらかな使用感で、即、買いに走りたかったほど!
講座で使ってた、大人気のエレガンスのお粉もとてもいい感じでしたが、私は仕事の関係もあってこれまた人気のカネボウのミラコレ派なので(お化粧したくない日は日焼け止めとミラコレで出れます♡)、エレガンスが使えるようになるのはいつになるかな


「長浜きものの集い」の参加記念品
近況レースのひざ掛け、ってとっても高級なんだそう
私のは薄ピンク色だったけど、他にも何色かあったみたいです
(箱に入ってるので色はわからず)

 

 講座終了後にお茶所で
私が着てたのは着物も帯もド派手な羽織もすべて化繊
でも、着崩れることもなく、なんとか一日過ごせました
着物は知る人ぞ知る(笑) 『ひめ吉』さんのオリジナル着物
一目見たときから気に入って、販売を心待ちにしておりました

 その晩は凛ちゃんの希望で京都に宿をとっておりましたので長浜の街を散策する余裕はなかったものの、会場と駅の間を歩くだけでも胸がわくわく、次は絶対にこっちに泊まって街歩きしたい!、と強く思ったほど素敵な所でしたし、必ずそうしたい!
往復の新幹線代、ホテル代、参加料、とけっこうな出費にはなりましたが、参加してみて本当によかったので、その後、着物好きな知り合いにせっせと声かけ、来年の集いに勧誘中。(笑)
午前と午後の二講座(どっちもお土産付き)にお昼、豪華記念品、始めと終わりにお茶とお菓子でおもてなしだなんて参加費六千円は安すぎなくらいのマジでお得なイベントですもん。


おまけ

 翌日は上賀茂神社の秋の園遊会へ。
当初、予定してなかったのですが、京都きものパスポートで知って「そっちにも行ってみようか」というわけで。

  

 

 


長浜きものの集い その3


 天気予報で伝えられていた通り、今日はまたずいぶんと冷え込んだ一日で、一気に年の瀬が近づいたよう。
「長浜きものの集い」の記事も早く終えてしまわないと。


「きものの集い」で用意してくださってあった30以上の講座の中から自分が選んだのは午前は「花結びの帯飾りと菩提樹のストラップ作り」。
凛ちゃんと別れ、事前に送られてきてた地図を頼りに歩くものの、目指す会場がなかなか見つからない。
開講の時間が迫り、おかしいなぁ、この辺りなのに、と自分はそのすぐそこにいるはずなのにどうにも不明で近くのお店に入って
「すみません、ここへはどうやって行ったらいいんでしょう?」と尋ねると、
「ああ、ここはすぐそこですよ、その隣の向こう」
「そのちょっと中に入った感じのところですか」
「そうそう、そこですよ」
なんのことはない、表側に駐車してあった車輛で案内板が隠れ、建物の看板も見えなくなってたからわからなかっただけで、方向音痴の私でもちゃんとたどり着けるようにわかりやすく描かれていた地図の通りだった。

 玄関先で声を掛け、スリッパにはきかえて中に入っていくと先生らしき方と受講生らしい着物の方が一人座っていたものの、テーブルの上に支度されてた人数はまだ集まっておらず。
「ご参加くださり、ありがとうございます」と係の方が出してくださった和菓子とお茶をいただきながら、皆さんがそろうのを待ちました。


このお菓子がとても美味しかったのですが、お茶がまた美味しくて。
ああ~、もう一杯いただけないかしら、と思いつつ、言い出せないままにじきにおかたづけで残念。
でも、ほんと、お茶が美味しかったのです。私は茶どころの人なんで、他所に行ってお茶を美味しいって思うことはあまりないのだけれども。
お茶が美味しかったのは京都が近いってこともあったのかな。

 その後、ちらほらと人が集まり(と言っても、この講座は全部で7,8人でした。都合で欠席になった方もおられたようです)、やはり、停まってた車で看板が見えなくてわからなくて迷っちゃった、と皆さん言われてました。

 講座は先生の見よう見まねで「裏菊結び」という結び方の帯飾りと、菩提樹の実でストラップを作ったのだけど、今見たら肝心のその作品の写真を撮り忘れてる。。
先生が言われるのに、
「菊結びより裏菊結びの方がきれいだから」
との帯飾りは時代劇で武家のご婦人やお嬢様が帯に刺したりしてるのをよく見かけるような。


菊結びの結び方 飾り結び (アジアンノット)

 帰ってきて検索したら上記の動画にヒット、まさにこんな感じで作ってたのですが、でも、実際はその場ではよくわからなくてほとんど先生にやってもらったようなもので、半分の方がそんな感じでした。(^^ゞ
(で、自分でも作ってみよう、と紐だけは百均で買ってきてあります)(まだ作れてない)

 講座では周りはもちろん知らない方達ばかりでしたが(一人参加は私と隣に座られてた方であとは2,3人のグループ参加、といった感じ)、関西弁が飛び交い、そのやりとりが非常に面白く楽しくて、そこへ自分がつい大きな声で笑って反応してしまうものだから、ますます笑いが絶えず。
ほんとに2時間弱があっという間だったものの、終了したのは12時の時報が鳴った後。
凛ちゃんの講座はその30分以上も前に終わったようで、スマホを見たら、
「早めに終わったから、その辺りを散策してるねー」
「お昼のレストランの前のお店にいるよー」
「お昼になったから、中で待ってまーす」
なんてなメッセージが入ってて、慌ててそちらに向かったので、講座のやり方もそこによってそれぞれだったみたい。



 お昼は近江牛の焼肉弁当?だっけな?
これがまた非常に美味しくて。
きれいな雰囲気のあるお店で、従業員の方も皆さん親切で、ここでよかったねー!、って連発してましたわ。


プロフィール

ahirutouban

Author:ahirutouban
お肌をキレイにしてくれるコスメと着物と「ジョジョの奇妙な冒険」が大好きなガー子の日記です

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